2016年11月18日金曜日
結婚はささやかなものの積み重ねかもしれない
主の御名を讃美します。
最近、イベントのお知らせが多かったので、
もう少し、「結婚ってなんだろねー」ということも、綴っていきたいな、と思います。
恋の生まれ方が変わっているのかもしれない
会えない寂しさが恋を生む
また会いたい!という気持ちが恋の証拠
自分が相手を好きかもしれない感情の証
まるで、月を眺めながら「あの人も同じ月をみているだろうか」
のような
でも、それが「好意」のすべてではないと思うのです。
それで、そこに愛があるのか、判断できない。
会えない寂しさが簡単に埋まる時代になりました。
メール、ライン、SNSで、いつだって交流できる。
相手が今何をしているのか、わかる。すぐに、安心できてしまう。
ドキドキやムズムズや愛おしさはかえってうまれにくいのかもしれません。
だけど、そうじゃない、ドキドキやムズムズや愛おしさの生まれ方もあるのです。
私と旦那さんの出会いは、お見合いでした。
お互いタイプでもないし、大した期待もなく会いました。
私はそれほどイヤでもなかったので、
彼もそれほどイヤでなくそれがルールだと思っていたので、
メアドを交換し、お見合い後何度か会っていきました。
お付き合い前のいわゆるデート(?)の中で、小さな発見が楽しかったのを覚えています。
あ、こういう服装するんだ。あ、こんな声してるんだ。
面白い靴履いてるな。意外といい匂いがする。
あ、笑った。あ、ここで嬉しいんだ。あ、意外とびびってる。
あ、美味しいごはん。あ、こんな手をしているんだ(仕事柄ごつい手です)
発見するごとに興味がわいていく。一緒にいるのが心地よく地味に楽しい。
なんだか、そんな積み重ねだったように思います。
会うことでしか発見できないことの積み重ね。
そうして生まれた好意だったような気がします。
(あきないな・・・と思いました)
もちろん、違いを発見してぶつかったり、いろいろ事件がなかったわけではありません。
だけど、そういうものがない人なんて、ないですよね。
それは、話し合えば解決できるものだったし、話し合えたし。
話し合えたのは、会って互いを知っていったからでもあると思います。
自分が相手を知っていったように、相手も、私がどんなときどんなリアクションをするのか、小さな発見を積み重ねていたから。
その積み重ねの先に、これからも積み重なっていけばいいと
結婚をしたように思います。
そして、結婚して4年になりますが、
いまだに発見の連続です。ちいさな発見を楽しむことの積み重ね。
なぜ、発見が尽きないのか・・・
それは、お互いがまた小さく変化しているから。
あ、ここ変わったな。あ、こういうふうになったんだ。
あれ、こんな面もあったんだ。あ、ここは変わんないんだ。
一緒に生活しているから発見できることの積み重ね。
そうして生まれた好意のような気がします。
(いまだに、あきないな・・・と思います)
結婚のイメージはそれぞれあるだろうし、
結婚の形はそれぞれあるだろうけど、
こんなささやかな結婚もあります。
それは、ささやかな出会いの積み重ねで、生まれていくんじゃないかと思ったりします。
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