top

2017年5月20日土曜日

ノンクリスチャンと結婚するときの考えられる対処法

最近、私の周りで
ノンクリスチャンと結婚したものの悲しい現実と向き合っているという人が
多くいて、
本当に考えさせられています。

誰と結婚するのか、それは本当に神の御心です。

だから、私のような人間が

クリスチャンと結婚しなければいけない!とか
ノンクリスチャンと結婚すべきでない!とか、
言えるはずもありません。そんな権利はありません。


とはいえ、

「信仰」という重要な価値観があわずに
結婚しながら涙を流す人、離婚に至ってしまう人がいるのを見ると

どうにかできないものか・・・
と真剣に考えてしまうのです。



クリスチャンとノンクリスチャンとの結婚生活の難しさは
結構奥深いように思います。

クリスチャンにとって「信仰」というのは、アイデンティティです。その人の土台です。
けれど、ノンクリスチャンにとっては「趣味」くらいの価値にしか捉えてもらえないようです。


あと2つ、共有し難いものがあります。

一つは、お金です。
献金の価値観は、なかなか共有できません。
たとえば、与えられた収入の10分の1を献金したいとします。
あなたが家計を預かっていて、総収入の10分の1を献金にまわすとします。
手取り20万円なら2万円です。家賃、光熱費、食費もろもろもある中で、2万円です。
神社でお賽銭に2万円出す人はそうそういません。
この決して少なくない出費を、ノンクリスチャンの方がどう納得できるでしょう?

さらに、もし相手(ノンクリスチャン)の方が家計を握るとしたら、
献金さえ思うようにできない・・・かもしれません。

もう一つは、
「お互いに対し、かたく節操を守る」ということです。
クリスチャンにとって、結婚したら浮気・離婚はありえない、それは神様が禁じている、という考えです。
でもノンクリスチャンにとって、そのような絶対的なルールもルールを作る主体(神)もないので、「浮気、離婚」は決してよくないことだけど、アリだよね、と考えるわけです。

このルール、概念が共有できないのは、かなり深刻です。

結婚は、破棄できない契約である、別れることはありえない、
という土台があれば、
二人の関係が壊れたとしても、時間をかけてでもなんとか築きなおしたり修復しようとしていけます(そうするしかない)。


離婚を否定しているわけではありません。
人間的に見れば、あるよね、と言えます。
でも、今回の焦点は、神を御前にしたときにどうなのか?ということです。
なぜ、今これを強調しているかと言えば、
クリスチャンを対象として書いており、
クリスチャンは、自分や世の常識を基準とはしないで、
神の言葉を基準とする生き方を選んだ人たちなはずだからです。




さて、

その上で、

クリスチャンの人が
ノンクリスチャンの人と結婚が導かれた場合


悲劇をできるだけ生まないために

どうしたらいいか・・・・



大事なのは

「結婚前」ではありません。


「結婚後」です。


はっきり言って、
婚前の約束なんて、ほとんど守られません。
どれだけ、クリスチャンとしてのポリシーやこういう生活がしたい、
こういうことを大事にしたいと思ってる、
あなたにもここを理解してほしい、
そう訴えて
相手が理解し、了解した、と言ったとしても

土台が変わっていないのなら

結婚後には、Back to basic・・・相手は相手の生き方にもどるのです。





だから、改めて、自ら準備しておくべきは


「結婚後の生活の体制づくり」


なのではないか・・・

と思い当たりました。



ちなみに、お見合いの場合、
仲介者の仕事は出会いまでです。
結婚後のサポートは行なっていないのがほとんどです。
自然な出会いの場合は、サポーターはそもそもいないのがほとんどかと思います。



だから、これは、あらためて
自分で準備しなければなりません。




そして、
その具体的な方法の一つが、これです。

「教会とタッグを組んで、
パートナーを信仰生活、教会生活に巻き込む」

特に、できることなら、牧師先生に協力してもらう。
プリマリタルカウンセリング(結婚準備カウンセリング)から
関わってもらい、
できればその牧師先生、教会に結婚後も関わり続けてもらうのです。


もし、結婚を機に、自分が移住する場合、
移住先の教会とまずコネクションをつくる。
可能ならば転会しておいて、その教会との絆を作り、
結婚準備から結婚後までのサポートをお願いするのです。

あるいは、
全国規模で、広範囲でケアしてくれる献身者と出会っておく。
日本には結婚カウンセリングを専門としている人たちがいます。
その一つに、プリペアー・エンリッチという結婚サポート機関があります。
そこのファシリテーター(カウンセラー)のほとんどがクリスチャンだそうです。
婚前、結婚生活のサポートのプロですから、きっと相談にのってくれると思います。


とにかく

大事なのは、結婚後のサポート体制をしっかりと備えておくことです。


一人でパートナーを導き、教会生活に巻き込むのは本当に大変です。

繰り返しになりますが、
結婚前に、どんなに説明をし、相手が理解を示したとしても、結婚したら態度が変わる。そんな例をたくさん見聞きしています。

生きているルール、常識のベース
そこが変わらなければ、本当に理解し同意してもらうことはできません。
ルールが違えば、礼拝を捧げない、祈らない…どころか浮気もアリ、離婚もアリ、お寺参りもあり、神社参拝もあり・・・なのです。


でも、二人の生活の、
外堀を埋めていくことで…
二人の環境にクリスチャン色をうまく入れ込んでいくことで
この事態を緩やかにすることができるかもしれません。

身近すぎる人が言って聞かないことも、第三者が言うと聞く、ということもあります。
だから、自分一人で頑張るのではなく、
兄弟姉妹の助けをかりて
教会ぐるみで関わって伝道し、信仰生活へと巻き込んでいくのです。



けれど

いずれにしても、
自分の信仰と行動が試されることになります。
それは、
「一人で頑張らない」
「人を頼る」
「頼れるように、教会との関係をつくる」
という、ある種の試練です。




どこで、何を頑張るかは
それぞれです。




いずれにしたって、
楽に結婚できる道なんて
ない・・・のです。


クリスチャン同士で結婚したって、いろいろありますしね。


でも、できることをやり、

押さえるべきポイントを押さえていくことで

対処できることもあるんじゃないかと思います。


本当に、このことについては
心から祈っています・・・。

そして、
願わくば、教会と奉仕者が本当に力づけられ
ノンクリスチャンと結婚する(した)クリスチャンがサポートを
充分にしてもらえますように・・・
神様、日本の教会全体を祝福し強め導いてください!!


=お知らせ=
CCM交わり会を開催します。

(すでに10名近く参加エントリーが来ています♪)

20〜50歳くらいまでの若き(?)クリスチャンの集いです。

クリスチャンの結婚、婚活、クリスチャンライフなど、
同年代で話したい、でもなかなか話せない、ことを
ゆったりまったり分かち合い、交れたらいいなと思います。

簡単なドリンクとデザートをご用意してお待ちしています。
(差し入れ、大歓迎)

日時:5月27日(土)14:00~16:00(予定)

場所:北方キリスト教会別館<しおん館>
(岐阜県本巣郡北方町芝原東町1-10)
電車でお越しの方は、JR穂積駅へ送迎します。事前にご連絡下さい。

参加者:20〜50歳くらいまで独身クリスチャンの方、求道中の方、カップルの方、既婚クリスチャンの方、
是非お越しください♪

参加費:500円

お申込みはこちらから↓



0 件のコメント:

コメントを投稿