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2019年10月6日日曜日

結婚のカタチ4<前編>

ファミリーフォーラムマガジンに寄稿していました
シリーズ結婚のカタチ4

マガジンには他にも為になる記事がたくさんあるので
ぜひ購読していただきたいのですが
私の記事だけ、こちらでシェアさせていただきます。

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これは、私が見させていただいた「想像を超えた主にある結婚」の証です。
神が二人の男女を導き一つの夫婦として結んでくださることを通して、私たちは「神が共におられる」「神様は全知全能のお方だ」ということを改めて教えられます。

今回ご紹介するのは、ともに精神疾患をもちながらアラフィフで結婚されたお二人、
ともきさん(仮)とミナさん(仮)のお証です。

当時、ともきさんは45歳。愛知県の工場で精密な部品を作るお仕事にお勤めでした。勤続20年以上。1週間ごとに夜勤と昼勤が交互にくるという、とても過酷な労働環境の中、統合失調症を患い、通院し薬を飲みながらも、まじめにお仕事を続けていました。
車やバイクが大好きで、バイクスーツをかっこよく着こなすためにダイエットすることもありました。音楽も好きで質のいいスピーカーで音を楽しんだりお菓子作りもしたりと多趣味でもありました。しかし、婚活を本気でしていく中で、「結婚したら、これらの趣味はお金がかかってしまうから」と言って少しずつそれらを手放していきました。とても真面目で優しい性格なのでしょう。

ともきさんは、あちこちの婚活パーティーや交わり会、セミナーに積極的に参加されていました。所属する教会主催の会にはじまり、遠くは東京のセミナーにまで。私の主催する交わり会や婚活パーティーへも電車で1時間以上かけて何度も参加されていました。
話すのが苦手、人の目を見て話せない、長時間人と一緒にいると疲れてしまう、それでも人の悪口を言わない彼にとって、ただでも人間関係の辛さを味わわざるを得ない「婚活」はとても大変だったと思います。何度も期待してはうまくいかずがっかりし、もう婚活をお休みしようと思った時、神様のご計画の扉は一気に開きました。

ミナさんは当時53歳、関東にお住いでした。二人が出会ったのは、数年前に参加した東京のとある教会主催の聖書的職業観セミナーでした。そのときは特に深く交流することもなかったのですが、実はミナさんの心にはずっとともきさんが残っていたそうです。その思いを明らかにしたのは、出会いから数年後、まさにともきさんが婚活を休もうと思ったタイミングだったのでした。

<つづく>


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