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2018年12月30日日曜日

<結婚のカタチ 1:後編>


(つづき)
それぞれの思いと事情を抱え、迎えたお見合い当日・・・

マミさんは、カズオさんと一緒にいる心地よさ、彼の前で自然体でいられる自分を感じました。
障害よりも彼自身を見ているうちに、彼の目が見えないことを忘れるほど、彼の内面に魅力を感じたのです。それは、「彼が最初に私の内面を見てくれたからかもしれない」とマミさんは言います。出会ったその日に、不安に思っていた全てが吹っ飛びました。

カズオさんは、自分の弱さとブラックな過去をすべてマミさんに打ち明けました。
マミさんは話をきちんと聞いて、全てを受け入れてくれ、
「過去のことは過去で、未来を見よう」と言ったそうです。

まだ別れたくない思いと、また会えるような気もちを抱えて、お見合いは無事に終わりました。

こうして二人の交際は始まり、出会いから1年ほどでお二人は結婚しました。


結婚してまもなく2年を迎えます。
いまだに「ラブラブ」という言葉の似合うご夫婦です。
マミさんは、「年齢が離れているおかげか喧嘩になったことも、怒られたこともない。いつも感謝の気持ちを伝えてくれるから、私も感謝を素直に伝えられる。彼は何でもしてくれるので、正直独身時代母と二人暮らしをしていた時より楽をさせてもらっている(笑)。二人でいる時間がとても心地よい。結婚してからますます彼を思う気持ちが強くなっている。彼が自分を犠牲にしてでも私にとって良いことをしてくれるから、私も彼の喜ぶことを優先して考えるようになった。何をする時にも一緒にいたいと思えるパーフェクトなパートナー!幸せです。」と語ります。
彼と出会って、それまで周りの目を気にしていたのが気にならなくなり、外出先でお祈りも堂々とできるようになったそうです。

カズオさんも「しあわせ。休みにはいろんな所に連れて行ってもらえて、いろんな体験ができているのが楽しい。」と言います。
お二人はよくツーショット写真を撮りますが、結婚して初めてカズオさんは笑顔で写真に写ることを覚えました。

お二人の姿を見て、教会の人も親族も「信じられない。神の奇跡に他ならない」と言うそうです。


最後に、お二人から今結婚を祈る人へ伝えたいことを聞きました。
マミさん「心の奥底で思っていた本当の理想は、無理かな?と思っていたけど、まさに理想通りの相手を与えられました。表面上の理想とはかけ離れているし、他人から見たら「?」と思われるかもしれないけれど、これ以上の人はいないと思える相手です。そして、本当に神様のタイミングがある。あの時でなかったら、この人を良いとは思わなかったかもしれないし、選ばれてもいなかったかもしれない。自分で時を決めて焦るのではなく、神様のタイミングを待ってください。ふさわしい相手に出会うまでに経験することは絶対に無駄ではなく必然だったと実感しています。必ず最高のパートナーが用意されていることを信じてください」
カズオさん「相手を愛し受け入れることで、相手も愛して受け入れてくれます。相手の欠点は相手の存在自体を愛したことで受け入れられるようになります。悔いのない婚活をしてください」

こうしてお二人が自分の体験を正直に話してくださり、神様の素晴らしさを証してくださったことを心から感謝します。
お二人の結婚生活がますます祝福されますように祈ります!

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