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2017年1月19日木曜日

あるある質問:それを聞かずしてお付き合いできるの?

ランチ会ででた質問、その2です。


結婚のヴィジョンとか、家族のこととか、条件に関するような大事なことを
おつきあいの前に聞きたい、
というか、
聞かずにお付き合いってしていいの?
聞かないと判断できないんじゃないの?

という質問。


まず、ここに含まれる思い込みが2つあります。

1つは、・・・この時点で何を判断するの?

そう、何を判断するのか?です。

その前に、婚活の出会いから結婚までの一般的なフローを確認しておきましょう。

出会い(初対面)

数回会う
↓・・・・★
お付き合い(結婚前提)

プロポーズ

婚約

結婚

で、今質問に上がっているタイミングは★の部分です。

この時点で判断するのは、「お付き合いするかどうか」です。
他の異性のことは考えず1対1で向き合う関係になる、というのが「お付き合い」です。

注意したいのは「結婚するかどうか」ではありません!
お付き合い=結婚 ではないのです。(いつの時代の話だ?!)
しかし、無意識にこれを思い込んでいるわけです。(←思い込み1つ目)
お付き合いしたら結婚しなきゃいけないんじゃないか、と。

そんなことない。お付き合いってなっても、別れてるカップルなんていっぱいいる。
そして、それは、それでいいのです。

そして、思い込み2つ目。

大事なこと、とくにプライベートな重要事項は
お付き合い前に聞いたほうがいい、という思い込み。

これは、はっきり言って、リスクが高すぎる!!と、私は思います。
よくわからない人に、信用できるかどうかわからない人に、そんな話できます?
できないですよね?
だから、大事な話をできなかったなぁ、と思いながら、1回もしくは数回会って終わりになっちゃうんです。「大事な話ができない人だったからダメだ」と。

大事な話は、お付き合いになった後で話してもいいんじゃないでしょうか。
お付き合い≠結婚 なんですから。

じゃあ、お付き合い前には何を考えたらいいのか?
この人に心を開けるかどうか?フィーリングにもなるけれど、肌感覚として、
その人と一緒にいてもいいと感じられるか、居心地がいいか、また会ってもいいと思えるか、ということです。

もちろん、そこをクリアして、おつきあいになって、その後に、
大事な話をして、あ、一緒にいるのはいいんだけど、結婚は難しいね、
てなることもあります。
それはそれでいいんです。
一度は結婚を思い浮かべたお互いです。別れても、その人の大事なことのために、遠くでそっと祈り合う友人になれると思います。



少し、肩の荷がおりたでしょうか?

お付き合い=結婚ではないです。
結婚に至るまでには、いくつものステップがあります。出口もあります。
だから、はじめから100点狙うようなことをしなくてもいいんですよ。


補足:
紹介制の1対1お見合いの場合は、大抵会う前に、あらかじめプロフィール交換があります。だから気になることはある程度そこで知ることができます。
パーティーや知り合いの紹介(とりあえず会う感じの)の場合は、プロフィール交換がありません。だから、会った後に、お互いのプロフィールを知り合うというプロセスが必要になります。
一見、非効率的ですよね。自分が知りたいこと聞き出す労力もかかるし、うまく聞き出せるかわかんないし。
でもね、私は、そこに人間らしさがあって、悪くないなって思うんです。文字には表せないコト、知りたいことよりもっと知るべき情報を得ることもあるから。
自分の知りたいことだけを知ろうとするというのは、自分本位になりやすい。
相手を思いやることを気付かされるのが、直で会うこと、会話を交わすことの良いところだと思うのです。

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