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2017年11月9日木曜日

迂回した道 ~Roundabout~

先日、面白いセミナーに参加しました。

今、イスラエルでキリストを信じるユダヤ人やアラブ人が増えているとのこと。

その画期的な方法は「インターネット」

それが、伝道の「迂回の道」となっているのだそうです。

どういうことかというと、

ユダヤ教では、新しい教えがあったとき、
それを認めるかどうか、かならずラビの審議と許可が必要なのだそうです。
彼らにとっては「キリスト」や「新約聖書」は新しい教えに入るものであり
2000年たった今でも受け入れられてはいません。
というか、ほとんど知らない、のだそうです。
また、国外から伝道することもできない。(入れてもらえない)
国内でもおおっぴらに伝道することは難しく、そんなことをすれば迫害は間違いなし。
伝道したとしても「それが本当かどうかラビに聞いてみなきゃ・・・」
というリーダーコンプレックスも根強いそうです。
律法の門番(Gatekeeper)の壁は高い・・・。

しかし、インターネットが普及して
ラビを通さず、シナゴーグ(会堂:私たちでいう教会)を通さず
人々がキリストについて直接知ることができるように
なってきたのだそうです。
イスラエルのインターネット利用率は、日本よりはるかに高い!
寝る以外のほとんどの時間、ネットにつながっている状態なのだそうです。
ホームページやYoutube、SNSを通して
キリストを信じたユダヤ人の方達が
「イエスはメシアなんだと、信じざるを得ないよ」
と心からの証をしていて、
それをみて興味を持った人たちがどんどんアクセスするのだそうです。

この活動をしているONE FOR ISRAELの方が
「これは、迂回の道なんだ」
と教えてくれました。

高い壁、境界があるのだけど、それと戦うのでもなく、乗り越えるのでもなく
「迂回する道」


この話を聞きながら
日本のキリスト教界にも、境界や壁、そしてGatekeeperがいるような気がする
と思わざるを得ませんでした。

さまざまな教団・教派があり、それを超えてクリスチャン同士がつながりをもつのは
難しい・・・と感じています。
聖書を超えた、教会のルールだったり、クリスチャン業界の常識だったり、
そういうもののゆえの「流れの悪さ」にもどかしくなることもあります。

クリスチャンの婚活を活性化させたいのだけど
このBorderやGatekeeperをどう超えていけばいいのか
ずっと考えてきました。

けれど、「迂回の道」があるかもしれない・・・
思いのある人に直接繋がる方法があるかもしれない

と、セミナーを聞いて
励ましを大いに受けました。

もう一つ励ましとなったのは

「ユダヤ人がユダヤ人としてユダヤ人に伝道するのが一番効果的」
ということを通して

そうか、日本人が日本人として日本語で日本人に合う形で伝道すればいい

そうか、
婚活経験者が経験者として
アラフォーの私がアラフォーとして等身大で
クリスチャンの私がクリスチャンとして
私らしく婚活のサポートをすればいい

と思えたことでした。


CCMのあり方、VISIONを年末までにじっくり考え
来年に備えたいと思います。

是非、お祈りいただけたら嬉しいです。


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