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2017年3月2日木曜日

チャンスはどこに、どうしたら?

「太陽の下、再びわたしは見た。
足の速い者が競争に、強い者が戦いに
必ずしも勝つとは言えない。
知恵があるといってパンにありつくのでも
聡明だからといって富を得るのでも
知識があるといって好意をもたれるのでもない。
時と機会はだれにも臨むが人間がその時を知らないだけだ。」
(コレヘトの言葉:伝道者の書9:11-12)

栄華を極め、神様から知恵の賜物を授かったソロモン(コレヘト)さん・・・
あなたがこれを言いますか!

強ければ、賢ければ、要領がよければ、うまくいくってわけじゃない。

世の中の常識と全然違うじゃないですか。

ノウハウとか必勝法とか、どうなっちゃうんですか。

その「時と機会」はどうしたらわかるんですか!?

と、叫びたくなりますね。


でも、この聖句は実は、文脈上「チャンスをつかむ」という話ではありません。
すぐ後に、
「魚が運悪く網にかかったり、鳥が罠にかかったりするように、人間も突然不運に見舞われ、罠にかかる。」とあります。

「時と機会」の部分は、口語訳では「時と災難」と訳されています。

つまり、
いつ神の裁きの日が来るかわからない、
その日は、本当に突然来る。
けど、救いは、
この世の勝利とか頭の良さとか要領の良さとかに関わらず
信仰により恵みによる、
世の勝利者が、必ず救われるわけでもなく
世の優劣で、救いが決まっているわけでもないよ、
だから、そういうことに関わらず、
しっかり信仰を持ちつづけることを、
求めていこうね!

というのが、本来の意味のようです。


神様の「時」に対する姿勢は
チャンスについても同じことが言えるのかな、と思います。

どんな「時」がくるにしても、(良い時でも、悪い時でも)
一貫した態度でいることができれば、
あたふたしなくていいですよね。

まさしく・・・
「時がよくても悪くてもしっかりやりなさい」

突然の「時」が訪れる・・・といえば、
「ルツ」「マリアとヨセフ」「ザカリヤとエリザベツ」を思い出します。

ルツは、波乱万丈な人生です。
外国人と結婚したし、その旦那は亡くなるし、義母と一緒に外国に住むことになるし、落ち穂を拾わなければならないほど経済力はない状態だし・・・
でも、ルツはナオミの信じる神を自分の神として信じ、謙遜と忠実をもって歩んでいた。
そして、はからずもボアズと出会った。

ザカリヤとエリザベツは、不妊の夫婦だったけど
司祭一家として信仰をちゃんと守り「ふたりとも、神の御前に正しく、主のすべての戒めと定めを落度なく踏み行なっていた。」と聖書に記されるような歩みをしていた。

マリアとヨセフは、共にダビデの子孫。そして、ダビデの子孫として系図が書かれているということは、ただ血縁を継いでいるというだけでなく、ちゃんと信仰も継承していたという証。

ルツも、ザカリヤとエリザベツも、マリアとヨセフも、
突然の「時」が訪れた時に、驚きつつもちゃんとそれを受け止めることができた。
そして、その「時」を受け入れた時、神様を賛美している。

「時」チャンスを受け入れ、つかむことができたのは、
ちゃんとした信仰生活があり、いつも神様に目を向け、
祝福を受ける準備ができていた
からじゃないか、と思うのです。

(祝福を受ける準備ができていた、というのは、受けた時に神様に賛美していたから。
それが神様からの祝福だと理解できたから、神様を賛美した…ということ。)

チャンスはどこにあるのか、いつくるのかわからない。
チャンスを自分の力でつかむ方法もないのかもしれない。
でも、与えられたチャンスを見極め、受け取る方法はあるのかもしれない。

婚活でも、生活でも、忙しさや大変さにおわれ
いろいろ考えてしまうと
どんどん視点は自分に向かって、どんどん下をむいてしまう

けれど、
どんなときも、どんな状況でも
クリスチャンであることは変わらないはず。

“だから、「何を食べようか」「何を飲もうか」「何を着ようか」と言って、思い悩むな。それはみな、異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。
何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。
そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。
だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。
その日の苦労は、その日だけで十分である。”(マタイ6:25-34)

「何よりもまず、神様に心を向けて歩む」

そのコツコツとした信仰の積み重ねの先に、
チャンスを見極め、祝福を受け取ることができるように
育てられていくのかもしれない。



結局そういうことか〜
という声も聞こえてきそうですが、
表面的な良いクリスチャンでいるということではなく、
本当に心の底から他の誰でも何でもなく神様を求める
ということなのかな・・・
と思います。それって、意外と難しいです。
私も胸に手を当てて考えてみると、やはり、うなだれてしまうなぁ。



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