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2019年2月25日月曜日

婚活中から結婚準備まで使えるテキスト

クリスチャン婚活サポートのミニストリーが
この10年くらいで驚くほど広がっています。

私が結婚した7年前は、こんなにたくさんの婚活ミニストリーはなかったし
あったのかもしれないけれど、顕在化していなかったし
それぞれが連携もしていなかったので
「婚活しよう」と思った時に
どこを頼ったらいいのかわかりませんでした。

ありがたい時代だなと思います。

いくつかの婚活サポート団体のサポーターの方々とお話する中で
今、すごく言われていることが
「クリスチャンとしての婚活、結婚の学びの機会が必要だ
ということです。

クリスチャンとして、結婚って何?婚活って何?ということを
学ぶ機会のないまま、知識もなく、成長もないまま、出会いの場へくる人がたくさんいます。
けれど、そういう人はやはり出会いの場を活かすことができない・・・。
そんな状況を、サポーターとして目撃をします。
遠回りに感じるかもしれないけれど、「学び」は必要だ・・・。
そう実感するのです。

本来なら、各教会、各クリスチャンコミュニティ、クリスチャンホームなら各家庭で
そういうことが教えられていたらいいのですけれど・・・

だったらいいのに・・・をつぶやいている暇はない!!

サポーターとして、できることは何か?と
祈りつつ知恵を求めていたところ、

婚活から結婚準備まで使えるテキストとなる良書に出会いました。

その名もずばり

「結婚の備え」(尾山令仁 著)


残念ながら、絶版のようで、中古書ばかりのようですが、
もしかしたら教会の本棚にひっそりあったり、親世代の教会の方が誰か持っているかもしれません。
(復刻、重版してほしい・・・)

実に40年以上前に書かれた本ですが、
こんなにわかりやすく、こんなにはっきりと、聖書に基づいて書かれているのはありがたいです。

内容としては

1、性、男であること女であることをどう捉えるか
2、男性の心理、特徴の解説
3、女性の心理、特徴の解説
4、友情の先に本当の恋愛があり、その先に結婚がある
5、夫となる召命、妻となる召命をもっているか?
6、夫婦が一体となるという意味は?
7、結婚は夫婦という共同体をつくること!
8、夫になる準備、妻になる準備として必要なことは?
9、出会いの場について、出会い方
10、結婚の心構え
11、結婚そのものに使命が3つある
 ー夫と妻との正しい関係を聖書的に解説(宗教的使命)
 ー夫婦を土台とした家庭という共同体(社会的使命)
 ー子育て、親子関係のこと(社会的使命)
 ー夫婦がお互いに啓発しあう(個人的使命)
 ー夫婦のコミュニケーションの取り方
12、配偶者の決め方
13、婚約の運び方、段取り
14、婚約期間の過ごし方
15、結婚式について
16、披露宴について
17、新婚旅行について
18、夫婦の新生活について

という感じです。
(目次を私なりに噛み砕いてどんな内容かを書いてみました。)

ただ、2と3のところは少し表現がきついなと感じる人もいると思います。
なので、ここはむしろすっ飛ばして
代わりに
「この人と結婚していいの(石井希尚著)」あたりを読むのがよいかも、と思います。
男性、女性の特性とお互いへの対応について、わかりやすく語られています。



4〜11は、結婚の意味、意義を本当に丁寧に解説してあるので、とても納得がいくと思います。クリスチャンの夫として妻としての心構え・・・なるほど、ここを目指すといいのか、ということも読む人の中で明確化していくと思います。
12〜18はものすごく具体的なアドバイスです。押さえるべき点とアレンジしていいところの境界線をしっかり教えてくれます。あと、礼儀についても語られているのがバランスの良さを感じました。

本当にオススメです。

なにがって・・・
私自身が、
婚活サポーターとかアドバイザーとしてではなく
実際に婚活を経験した者として
「これ、あのとき、教えて欲しかったーーー!!!」
と心底思う・・・という点で
オススメです。


これをテキストに、じっくり
「クリスチャンの結婚の備え講座」を
やりたいと思うほどです。

(が、今はできないので・・・)

できたら、それぞれで、読んでみてください。


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